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向丘キッズ00000000
おし沼レパード600010×7
投手 :りゅうき(6回)
捕手 :かずき(6回)

さぁー今年の1年を締めくくる最後の大会、予選を0勝0敗2分で三位決定戦に進んだキッズは、同じ小学校の子どもたち同士が在籍するおし沼レパードさんとの対決!思う存分楽しんでほしい。

 

キッズの先攻ではじまった初回の攻撃、先頭打者のりゅうきと対戦するのはクラスメイトでもあるレーパードのエース花井くん、全部三振に取ると豪語していた通りにフルスイングでりゅうきは三振に倒れる。3番・かずきもフルスイングで三振に倒れ初回を三者凡退で終わる。

初回の守備、先頭打者を三振に打ち取るもそのあとヒットと2四球で1死満塁のピンチを招く。その後は3つの失策などが絡み、まさかの6失点。

続く2回の攻撃前の円陣では「キッズの実力派こんなもんじゃない!ココから先は1点も許さないから慌てず追いついて行こう!」と指示を出す。そして2回の攻撃、クラスメイトであるゆうだいが打席へ、手が出なかったのか?見逃しの三振。つづく5番・てるもクラスメイト、その初球を振り抜くも差し込まれてファウル。2球目!よもやの緩急をつけられたスローボールを引っ掛けてサードゴロに打ち取られる。

花井君は絶好調でピッチングを楽しんでいる様子。

りゅうきも2回以降は2回~4回、6回を三者凡退に打ち取り完全に立ち直る。5回に追加点を許してしまったが、花井君とは対照的に打たせて取るピッチングに徹した最高のピッチングでした。

最終回は1番・りゅうきから始まる好打順。しかし三振に倒れる。2死走者無しの場面で3番・主将かずきも惜しくもライトゴロに打ち取られてゲームセット。

主将のかずきが一生懸命走りながらも打ち取られた瞬間は監督の目にも込み上げてくるものがあったけれども・・・選手たちに目を向けると、りゅうきが泣いていたので、ココはグッと堪えることにした。

 

自分たちの力を出し切れたかといえば・・・出し切れなかったと思う。

試合後に選手全員にも伝えたけれども、全力で戦うことと持てる力をすべて出し切ることの意味は違う。

監督だって42年間生きてきて力を全て出し切った経験なんて一度もない。

監督に限らず、キミたちのお父さんやお母さんだってそうじゃないかな?

いつも、こうしておけば?ああしておけば?こうだったんじゃないか?ああだったんじゃないか?と後悔や反省ばかり。だけどそれこそが敗者に与えられた試練だし、それを乗り越えていかなければいけない!

勝者には喜びが与えられる。その喜びの中で新たな目標を見つけるのはなかなか難しいこと。

敗れたものが成長し追いついてくるからこそ、またその相手が成長する。

勝者はもちろん称えられるべき存在。

でも本当に大切なのはあと一歩届かなかった敗者が成長出来るかどうかでその戦いの価値(勝ち)が決まる。

今日の試合の価値を決めるのはこれからのキッズ次第。

勝敗に捉われず、大事なことはいつも価値のある試合にしていくこと!

終わったわけじゃない、負けっぱなしが良くないんだ!

これからも頑張れ6年生!

そして5年生以下の弟分たちよ!

新生キッズの夜明けは近い。

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