野球はひと昔前に比べても、人体構造やスポーツ科学といった様々な分野でそのメカニズムが解明され、練習方法や指導方法が『現代野球』として進化を続けています。 今も受け継がれる合理的な練習や指導方法もありますが、実は私たちが培ってきた練習や指導方法の中にも負の財産が多く残っていると言われています。

 

 無限の未来が広がる大切な子どもたちの為に、私たちの時代に教わった指導方法に固執することなく『現代野球』への理解を深め、その良し悪しをしっかりと見極めて取り入れていくことに努めていかなければいけないと考えています。

 また、子どもたちの心身の発達が個別であることに十分な理解と見識を持ち、個々にあったスタイルを提案し実践していくことが最適だと考えます。

 

 団体スポーツという括りで、指導者が子どもたちに「自己犠牲」を押し付けるのではなく、試合や練習を通じて、子どもたち自らが「一人じゃないんだ!」と気づくことから野球は始まるのだと考えます。

 仲間の存在に気付いてこそ、自分のやるべきことが見えてくるはずです。

 

 チームや親の期待ばかりに惑わされることなく、がむしゃらに野球と向き合って欲しいと思います。

 私も同じように保護者の皆様や同志である指導者の皆様の支えがあり、そして目の前に元気な子どもたちがいるからこそ、自分のやるべきことがあるのだと感謝しています。

 

 と・・・大分背伸びをして理想を綴ってみましたが・・・。

 平たく言うと、「身の丈にあった野球でベストを尽くす」ということです。

 シンキングベースボール(考える野球)をモットーに「永遠の野球小僧」の育成に取り組んでまいります。

 

 これからも向丘キッズの応援を宜しくお願い致します!

 

                                     向丘キッズ

 

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